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「マザーウォーター」
JUGEMテーマ:映画
 
「かもめ食堂」「めがね」「プール」
一連の流れを汲む suurkiitos らしい作品でした。
良い意味でも、悪い意味でも変わってない。
シンプルでミニマム。
申し訳ない気がしますが、正直に言うと、ちょっと飽きてきました。
一番楽しみだったのは飯島奈美さんのコーディネートする食べ物のシーンだったりします。

“ここではないどこか”で生活をリセットする。
今流行の“断・捨・離”にも通じるところがありそうですが、
こういう願望って確かにあると思います。
(特に女子には…)
でも、そのリセットされた生活感のない生活風景の描写に、新たな俳優さんが加わったことによるコマーシャリズムが鼻について、ちょっと嫌な感じがしました。
そして今回の“疑似家族”にはポプラちゃんという赤ちゃんが加わっていて、その子を軸に話が展開しているのですが、このポプラちゃんがまるでペットに見えてしまってしかたありませんでした。
(見方はそれぞれで「そうは見えなかった」という人もいると思います)

良かった点ももちろんあります。
小林聡美演じるセツコさんの営む“ウイスキーしかおいていないバー”
毎回決まった手順、決まった手つきで水割りを作るセツコさんのしぐさと
音楽さえも流れていないシンプルな、まるで茶室のようなバー。
実際にああいう場所で自分だったらくつろげるか?という問題はさておき、あの空間には一種の様式美を感じました。
(タカコさんの珈琲店も同様でした)

音楽も必要最低限ですが、それがかえって印象に残ります。
必要なシーンに必要な分だけ、でもこれ以上ないくらいに適切な音が聞こえてくる。
これは長年積み上げたチームならではの仕事。

本当に静かな映画で、後ろの方の席にいた年配のご夫婦であろう観客がささやきあう声が丸聞こえ状態でした。
でも不愉快な感じではなく、なんだかこの映画のアトモスフィアの一部と化していました。
というのも、お二人のささやきがこんな感じだったからです。

ポプラちゃんの可愛い表情が映ったときに
奥さんが「あらま〜」とつぶやいたり
銭湯のシーンで旦那さんが「あすもあります」なんて読み上げたり…

極めつけは、もたいまさこの食卓のシーンで奥さんがひとこと
「しあわせよね〜…」

場内にいた多くのひとが共感したつぶやきだったのでは?

| 映画 マ行 | 10:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
「メッセージ そして、愛が残る」
とても不思議な物語でした。
「死」についての物語なので面白かったというと語弊がありますが、よくできた脚本で、ラストは良い意味で驚かされました。
原作は有名な小説とのことですがまったく知らず、前知識は劇場予告だけだったので、不思議な展開にあれこれと想像をめぐらせながら引き込まれていきました。

主演はロマン・デュリス。
「スパニッシュ・アパートメント」「パリ」「モリエール」と、毎回違うイメージで、かなりしっかりと役づくりするタイプの役者さんという印象です。
今回も繊細な演技に魅了されました。
死期の迫った人物が分かるという不思議な能力をもった医師に出会い、戸惑いながらも運命を受け入れていく…という難しい役どころでした。
その医師役のジョン・マルコビッチも素晴らしい役者さんなので相乗効果でもあったと思います。

深刻な心臓病を抱える17歳の少年のサブストーリーも良かった…。
音楽と映像も美しくて印象に残るシーンがたくさんあります。
じわじわと心に染みてくる作品でした。

スピリチュアルというカテゴリよりはヒューマンドラマとしておすすめしたい映画です。
機会があったら原作本を読んでみたいと思っています。


 
| 映画 マ行 | 22:53 | comments(0) | trackbacks(2) |
映画「魔法使いの弟子」
JUGEMテーマ:映画
 
まさかあの「ファンタジア」の「魔法使いの弟子」が出てくるとは思ってなかったので、びっくりしました〜。
ロングヘアーのニコラス・ケイジ扮する魔法使いが、偉大なるマーリンの跡を継ぐ少年を現代のNYで見つけ出し、マンハッタンを舞台に繰り広げる大魔法合戦!
少し毛色の変わったファンタジーですがディズニー作品ということで安心して観ていられるアドベンチャー映画でした。

タイトルロールである魔法使いの弟子にジェイ・バルシェル。
典型的なナード君。最近は大活躍です!
つい先日も「ヒックとドラゴン」のヒックの声を演じていました。

ニコラス・ケイジと敵対する魔法使いにアルフレッド・モリーナ。
二人が敵対するきっかけとなった美しい魔法使いにモニカ・ベルッチ。
これだけの名優をそろえているのですから、同じ顔ぶれで続編もぜひ作って欲しいです。
エンドロールが終わった最後の最後に、続編を匂わせるシーンが挿入されていたので期待しています。

ジェイ・バルシェルが憧れる女の子ベッキー役のテリーサ・パーマーという女優さんもキュートでした。
クライマックス、摩天楼に大きな魔法陣を張りめぐらせての魔法対決シーンで、結局のところ一番活躍したのは普通の人間(マグル)であるベッキーじゃなかった?

ディズニー&ブラッカイマー作品ということで「ナショナル・トレジャー」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」、最近では「プリンス・オブ・ペルシャ」がありましたが、それらの流れをくむ楽しくてクオリティの高いエンターテイメント作品。
迫力あるアクションシーンはぜひ劇場サイズで観ておきたいシリーズです。





| 映画 マ行 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(6) |
「マイブラザー」
JUGEMテーマ:映画
 
トビー・マグワイア、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ギレンホール。
素晴らしいアンサンブルでした。
みんな上手い。怖いぐらい…。

トビー・マグワイアとジェイク・ギレンホールが兄弟というキャスティングが、まずば「上手い!」と思い、この企画を聞いたときから期待していました。
もともとはデンマーク映画「ある愛の風景」
そのハリウッドリメイクということですが、二人の間でゆれるトビー・マグワイアの妻役にナタリー・ポートマンというのも絶妙なキャスティングです。

優秀な兄サム(マグワイア)と厄介者の弟トミー(ギレンホール)
銀行強盗の罪で刑務所に入っていた弟が出所。
家族がそろったと思ったのも束の間、海兵隊に所属するサムはアフガニスタンに派兵される。
兄の不在を補うように何かと気をつかうトミーに、最初は彼を嫌っていたサムの妻グレース(ポートマン)も次第に打ち解けていき、サムとグレースの二人の娘マギーとイザベルも段々とトミーになついていく…。
家族がみなサムの無事な帰還を願っていたが、そこにサムの訃報が届く。
しかし、観客はサムが死んでおらず、アフガニスタンで捕虜としてタリバン(恐らく)に捕まっていることを知っている。
物語は予想通り、トミーとグレースが惹かれあっていくのだけれど、そこにサムが帰還。
しかしタリバンの恐ろしい仕打ちによってサムの心は蝕まれており、兄弟、そして夫婦の心は少しずつすれ違って行く…。

ストーリーをざっと説明するとこんな感じなのですが、とにかく登場人物全員が微妙な感情の動きや言葉にできない深い思いを抱えているので、脚本や演出という以前に役者としての力量が問われる映画です。
そういった意味で俳優陣は素晴らしい演技を見せてくれました。
娘たちも恐ろしいくらいに上手かったです。
監督のジム・シェリダンは「イン・アメリカ/三つの小さな願い事」のときもそうでしたが、子役の使い方が上手いんでしょう。大人顔負け…というか、ストーリーのクライマックスで事態が大きく展開するきっかけとなる、ある出来事が、その長女役の女の子によって引き起こされます。
とても重要でとても難しいシーンだったのですが、見事に演じていました。

役者の演技…という点では見応え満点の作品でしたが、
物語は微妙です。現在進行形の社会問題を扱っているせいもあると思いますが、事件は決着せず、それぞれの思いがこれからどうなっていくのかは、はっきりとは示されないまま終わります。一縷の希望が見えたのが救いではありますが…。

戦場で非業の死を遂げるサムの部下の妻役でキャリー・マリガン(17歳の肖像のジェニー)が出演していたのに、不覚にも気づきませんでした!
きれいな女優さんだなぁ…誰だろう?と思っていたのですが…。
ブロンドのロングヘアーで「17歳の肖像」とはまるっきり違うイメージでした。
そして彼女もまた上手い!
登場シーンは少ないのですが、インパクトが強かったです。


| 映画 マ行 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
「モリエール 恋こそ悲劇」
JUGEMテーマ:映画
 
17世紀のフランスの喜劇作家モリエール。
後に「コメディ・フランセーズ」として成功する劇団を立ち上げたばかりの頃、
多額の借金に追われていた彼は、それを肩代わりしてもらうのと引き換えに、
お金持ちの商人ジュルダン氏の演技指南役を引き受けることになります。
その中で起こる出会いと別れ、笑いと涙の物語でした。

モリエール役のロマン・デュリスは、本当に素晴らしい役者さん!
観ている間はすっかり忘れていましたが、
「スパニッシュ・アパートメント」の主人公グザヴィエを演じていた彼じゃないですか!

エンディングが好きな映画を10本挙げるとしたら「スパニッシュ・アパートメント」は確実にその中の1本です。
爽やかで希望に満ちたラストシーンに心が晴れ渡りました。
この「モリエール」もラストが良かったです。
“どんな悲しみのなかにも、笑いの要素はあるもの”
心がほんのりと温かくなる素敵なエンディングでした。

ジュルダン氏を演じるファブリス・ルキー二も良かったです。
憧れの公爵夫人の前で自作の劇を演じることを夢見て練習に励むミーハーおじさんっぷりに笑いが止まりませんでした。
前に「Paris(パリ)」でも教え子の女子学生に恋する不器用な大学教授を演じていましたっけ…。

その憧れの公爵夫人セリメーヌを演じたのはリュディヴィーヌ・サニエ。
フランソワ・オゾン監督以外の作品で観たのは初めてかな…?
「8人の女たち」や「スイミング・プール」から何年も経ち、大人にはなっていても“小悪魔”的なオーラはそのままです。

物語のキーパーソン、マダム・ジュルダンを演じたラウラ・モランテも、ステキな女優さん…。
前に「モンテーニュ通りのカフェ」でピアニストの妻(兼マネージャー)を演じていましたが、知的で美しく、この役にはぴったりでした。


素晴らしい脚本、粒ぞろいの俳優、涙と笑いがたっぷりと込められた情感溢れる人間模様、あらゆる面で満足度の高い1本でした。
DVDが出たらもう一回観たいな!




| 映画 マ行 | 08:27 | comments(2) | trackbacks(2) |
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