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「わたしの可愛い人 シェリ」
JUGEMテーマ:映画
 
ヘレン・ミレンの「クィーン」
ジュディ・ディンチの「ヘンダーソン夫人の贈り物」
スティーブン・フリアーズ監督は熟年女優を品よく、そして艶っぽく描き出すのが上手いです。

今回はミシェル・ファイファー。
40代後半の高級娼婦レア。
物語の舞台はベル・エポックのパリ。豪華絢爛。
衣装やインテリアの美しさには見とれるばかり…。
レアの衣装を眺めているだけでも、かなり満足してしまうほどでした。

ロマンスの相手は19歳のシェリ(愛称)
演じるのはルパート・フレンド。
昨年「ビクトリア 世紀の愛」でエリザベス女王の理想的な夫アルバート公を演じていたのが記憶に新しい俳優さんですが、本作では高級娼婦の母にスポイルされて育った放蕩息子を見事に熱演。
その母親役がキャシー・ベイツと、これまたものすごいキャスティング…。

このミシェル・ファイファーとキャシー・ベイツのやりとりは凄まじいものがありました。
当時の高級娼婦は地位も名声もあり、お金もありあまるほどですが、一般社会の人との交流はなく、同業者同士だけがライバルでもあり数少ない友人でもある…という狭い社会を築いていたそうです。
この二人も心底お互いを嫌っていながら無視はできず、表面上は取り繕いつつ内面では火花を散らして弱みを握られまいとする…そんな複雑な関係をベテラン女優ならではの演技で見せてくれました。
原作は「ジジ」で有名なコレットによる小説「シェリー」です。

ヨーロッパが第一次世界大戦に突入する前の、最後の華やかな時代。
親子ほど歳の離れた二人の、ひととき輝いて散っていく花火のような儚いラヴストーリーでした。



| 映画 ワ行 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(1) |
「私の中のあなた」
JUGEMテーマ:映画
 
いろんなことを考えさせられる映画でした。

難しい病気を抱える長女。
ドナーとなるべく遺伝子操作で生まれた次女。
感受性の強い長男。(二人の兄。失読症で芸術面での才能を持っている)
長女の命を救いたい一心ですべての手を尽くそうとする母親。元弁護士。
皆を支える父親。消防士。

家の中のことはすべて長女を中心に回っており、
母親はひたすらそれらを仕切る。
全員が愛情深く、それぞれの立場で全力をつくそうとしているけれど…。

病と闘う少女とその一家の物語ということで、
いわゆる「泣きどころ」満載だったと思うのですが
(実際、私の隣にいた女性は映画の半分くらいのところから、ず〜っと泣いてました)
私は泣けなかったです。
悪かったとか感動しなかった、という意味ではありません。

映画の構成も、時系列で物語が進むのではなく
登場人物それぞれの視点で、それぞれの立場から見えている状況をモザイク状につないでいく形になっているので、エピソード一つひとつを、その人物の気持ちに寄り添いながら観ていくことができました。

そうすると「泣く」というより、何だか深く考え込んでしまったのです。

まず、ドナーとして生まれた次女アナ。
アビゲイル・ブレスリンの演技も素晴らしくて、とても惹き付けられました。
人は人生のある時点で「何故生まれてきたのか」という答えの出ない問にぶつかります。
哲学や宗教はそんな思いから生まれたものだと思います。
でも彼女の場合「姉の命を救うために生まれた」ということが、ものごころついたときから、家族の間でも当たり前のこととして受け入れられています。
彼女自身もその姉のことが大好きで、決してその役割を嫌だとは思っていない。けれど…。

これは「ありがちなこと」ではなく、とってもレアなケースだと思います。
でもとても興味深いです。
自分が生まれた目的は分かっている。
けれど、その大好きな姉は何故そんな病気に苦しまなければならないのか。
ドナーになり続けることが、本当に姉のためになるのか。
娘を死なせまいと必死に戦っている母親の思いは…。
少女なりに一所懸命に道を探し、答えをつかもうと勇気ある一歩を踏み出すその姿に感動しました。

ラストシーンで彼女の中に訪れた「答え」は温かく、希望に満ちていました。

加えて素晴らしいと感じたのは脇をかためるベテラン俳優陣の存在感です。
訴訟をおこしたアナをサポートする弁護士にアレック・ボールドウィン。
難しい判断を迫られる判事役にジョーン・キューザック。
訴訟についてのシーンはそれほど長くはありませんが、この二人は見事でした。
それぞれが抱えるドラマを短い時間の中にしっかりと感じさせてくれて、
物語に深みを加えていました。



| 映画 ワ行 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(35) |
「ワルキューレ」
JUGEMテーマ:映画
 
この「ワルキューレ作戦」が失敗に終わったことは
歴史から分かっていることなので、
観賞にあたっては、それに関わった人たちの“群像劇”の部分に注目…と思っていたのですが、その部分に物足りなさを感じてしまいました。

人物描写として、しっかり描かれているのはトムが演じたシュタウフェンベルク大佐だけだったような気がします。
(私にはそう思えた、ということです)
大物俳優を何人も起用しているのに、活かしきれていないのが実にもったいない。

そのシュタウフェンベルク大佐ですら、大変残念なことに、トム・クルーズのワンパターン演技の犠牲になっていたのではないでしょうか…。
一つの価値観を一途に信じて、まっすぐに進もうとするその姿勢は「ジェリー・マグワイア(エージェント)」や「コラテラル」の殺し屋、「ラストサムライ」のオルグレン大尉、そして「大いなる陰謀」の野心的な政治家と全く同じに見えてしまいました。

トムは思い切って「トロピック・サンダー」や「マグノリア」の時ような奇天烈な方向に転換した方が良いのではないでしょうか??

この「ワルキューレ」は歴史の一片であり、
第二次世界大戦時において、ナチスの非情な政策に、ドイツ人の全員が賛同していたわけではないことを伝える重要な物語でもあります。
観る価値のある映画には違いありません。

豪華俳優陣による壮大なドラマ…を期待せず、
「歴史物」「伝記物」というジャンルの一つとして観ることをおすすめしたいです。
| 映画 ワ行 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(24) |
「ワールド・オブ・ライズ」
JUGEMテーマ:映画
 
リドリー・スコット監督作品。
主演のレオナルド・ディカプリオも
助演のラッセル・クロウも素晴らしかったです。

リドリー・スコット監督の作品はいくつかの作風に分類されると思いますが、
個人的にはこの手の硬派なサスペンスがとても好みです。
「アメリカン・ギャングスター」や
「ブラック・ホークダウン」など…。

登場人物の人間関係や人物描写をじっくり観察しないと味わえないタイプの作品なので、観終わった後、軽い疲労感がありますが、リアリティがあり面白いです。

ハ二・サラームを演じたマーク・ストロングも素晴らしい役者さんだと思いました。
これまで何度か見かけたことがありましたが、今回のハニは特に印象的でした。
登場シーンはすべてキリリと空気が引き締まる感じで、ディカプリオとのやりとりのピンと張りつめた空気が何とも言えず、魅力的でした。

物語としては、こういう民間人まで巻き込んでの情報戦が実際にも行われているのか…と、そら恐ろしくなるような内容です。
テクノロジーが進めば進むほど、こういったアナログな嘘を駆使した作戦に頼らざるをえない、皮肉な状況…。

安全な場所(アメリカ国内)で、ゆっくり朝食を取り、子供の学校の送り迎えをしながらテロとの情報戦に携わるラッセル・クロウの姿も、何だか皮肉な感じがしましたが…。



| 映画 ワ行 | 20:16 | comments(0) | trackbacks(16) |
「私がクマにキレた理由」


 スカーレット・ヨハンソン主演
ベストセラー小説「ザ・ナニー・ダイヤリーズ」の映画化
ヨハンソン演じるナニーの雇い主ミセスXにはローラ・リニー
話題、見所満載の本作品!
公開を楽しみにしていました。

ナニーと言えば、この人!“メリー・ポピンズ”へのオマージュもたっぷり。
とても面白い作品でした。
物語の中心軸はヨハンソンVSローラ・リニー
実力派の二人ですからグイグイと作品に引き込まれました。

ヨハンソンの役どころは大学で人類学を専攻していた女の子という設定で
自然史博物館の展示ブースを眺めるように、登場人物が分類される演出も面白く
“あるある”と共感しながら人間観察していました。

学校を卒業して親の希望に添った進路に進みかけていたところで
「本当にこの道でいいの?」という迷いに立ち止まる。
…まぁありがちな設定だとは思いますが、
ヨハンソンの等身大のキュートな役作りと
舞台となるマンハッタン、アッパーイーストサイドの暮らしぶりの描き方が楽しくて、
軽めの小説を楽しむような感覚で、気楽に観ました。

舞台がNY、理不尽な要求ばかりのキツイ女上司に振り回される新人の女の子の奮闘記、という構図は「プラダを着た悪魔」とも相通じるところ。
ラストがそのキツイ女上司の手紙で締めくくられるのも共通点ですね。
個人的な好みとしては「プラダを着た悪魔」に軍配が上がるかな〜…
でも、ローラ・リニーもメリル・ストリープに負けず劣らずなかなか素敵でしたが。
| 映画 ワ行 | 23:11 | comments(0) | trackbacks(14) |
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