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「エクスペリメント」オスカー俳優競演の“囚人&看守実験”
JUGEMテーマ:映画
 
エイドリアン・ブロディ主演だと、どんなにグロテスクな映画でも観に行ってしまう私…。
でも、これは本当にしんどかったなぁ。
物語のモチーフは1971年にスタンフォード大で行われた行動心理の実験。
新聞広告で高収入のアルバイト(1日$1000で2週間)募集をおこない、
集められた約20名の一般男性を疑似刑務所で囚人役と看守役に分け
人間が“与えられた役”に、どのように適応していくか…という調査をおこなうもの。
結局6日目に強制終了となったこの実験の結果はいろいろなところで引用されるので知ってはいましたが、それでも鬼気迫るものがあり恐ろしかったです。

それも二人のオスカー俳優によるガチンコのなせる技。
看守役に振り分けられた“一見善人”フォレスト・ウィテガー。
胸の内に怒りを秘めた若者エイドリアン・ブロディ。
二人とも本当に上手いです。
特にフォレスト・ウィテガーが病的に権力欲にはまっていく様は怖かったなぁ…。
キリスト教原理主義者sv無神論者という描写も興味深いものがありました。
それぞれのキャラクターの表面的な行動だけでなく、信念の部分さえも表現できる実力のある俳優さんを起用したことが活かされていたと思います。

同様にこの実験をモチーフに撮られたドイツ映画「es(エス)」は未見ですが、かなり怖い展開らしいですね。
この「エクスペリメント」は、ハリウッド風に最悪のエンディングは避けられていましたが、それでも後味は決していいとは言えない…。
考えさせられることはたくさんある映画ですが、人間の弱さや醜さを「これでもか!」というほど見せつけられる作品なので、コンディションの良いときに鑑賞したほうが良いかもしれません。



| 映画 ア行 | 08:24 | comments(1) | trackbacks(0) |
「遠距離恋愛 彼女の決断」
ロマンティックコメディは大好きです。
これまでもたくさんのロマコメを観てきたなかで
自分なりに考える「面白いロマコメの条件」というものがいくつかあります。

1.主人公二人の相性が良いこと

2.脇役がユニークで温かみがあること

3.サウンドトラックが良いこと

その他にもあるかもしれませんが、自分としては絶対にはずせない条件を上げると、この3つです。 

ドリュー・バリモア作品で言えば3年前にヒュー・グラントと組んだ「ラブソングができるまで」は、この条件にピッタリ。傑作ロマコメだと思います。
そのヒュー・グラントが去年サラ・ジェシカ・パーカーと組んだ「噂のモーガン夫妻」はハズレ。条件2しか満たしていませんでした。

…前置きが長くなってしまいましたが、この「遠距離恋愛 彼女の決断」は条件どおり。
とても面白いロマコメでした!

まず、主人公の二人ドリュー・バリモアとジャスティン・ロングは2年前くらいから実際にも恋人同士。これ以上息の合った演技は望めないと思うくらいに自然でした。

そして状況設定がNYとサンフランシスコの遠距離恋愛なので、二人を囲む人間関係も重要なポイント。
ジャスティン・ロング演じるギャレットはNYで男友達に囲まれ、ドリュー・バリモア演じるエリンはサンフランシスコで姉夫婦ファミリーに囲まれ、それぞれに二人の人生のこれからや恋の行方を気にしている人たちに見守られています。

また、ギャレットが音楽業界で仕事をしている設定もあり音楽もストーリーに絡んでいました。二人が意気投合するきっかけも音楽や映画の趣味のトリビアルな偶然の一致ということもあり、映画ネタで笑えるシーンもたくさんありました。

いろんな意味で楽しめるロマコメでした。
状況設定に凝りすぎて、セリフに作り過ぎの感があるロマコメが増えているなか、とても自然なやりとりが、かえってドラマを面白くしていたのもポイントが高かったです。
監督のナネット・バーンスタイン。
どこかで聞いた名前だと思ったらドキュメンタリー出身で「アメリカン・ティーン」を撮った監督さんだったんですね。
どうりでリアリティがあると思いました。
プロデューサーに「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン。
ユニークなキャラクターたちによる、幸せ感あふれる作品が得意なスタッフによるステキなロマコメ。
また一本お気に入りが増えました!





| 映画 ア行 | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
M・ナイト・シャマラン 「エアベンダー」
JUGEMテーマ:映画
 
アメリカのケーブルTV ニコロデオンの人気アニメーション番組「アバター 伝説の少年アン」(原題 Avatar:The Last Airbender)の映画化ということで、製作のニュースが伝わってきた当時は「アバター ザ・ラスト・エアベンダー」と紹介されていました。
ところがジェームス・キャメロン監督の「アバター」が先に公開されることを受け、紛らわしくならないようにと「エアベンダー」(The Last Airbender)に改題したそうです。
“アバター”とはもともとは“化身”の意。
ジェームス・キャメロンの「アバター」では人間とナヴィの遺伝子を組み合わせてつくった身体を主人公のジェイクが自分の化身として自由に操るお話ですが、こちら「エアベンダー」では、聖なる存在の生まれ変わりを表す神仏の化身といったニュアンスです。

人気アニメ番組の映画化をなぜシャマラン監督が手がけるんだろう?と不思議に思っていましたが、観て納得しました。
シャマラン監督が2006年に撮った作品「レディ・イン・ザ・ウォーター」に民話のようなお伽話のモチーフが登場していました。
こういうお伽話のような物語を手がけてみたかったんだろうな…と思えたのです。
この少年アンの物語はとても壮大で、世界観から言えば「指輪物語」や「ナルニア」に匹敵するスケールですが、ベースには東洋的な考え方が流れているので、インド系のシャマラン監督に最適な素材だったのではないでしょうか。

お伽話は多くの場合“たとえ話”であって、そこに込められた意味を味わいながら読み取っていく面白さがあります。
この「エアベンダー」も味わい深いエピソードやセリフがたくさんありました。
気、火、水、土の4つのエレメントでバランスを保っている世界という設定自体も面白く、アバターとはどういう存在なのかという設定も興味深いものがありました。
その少年がアバターであることを知る儀式がダライ・ラマの生まれ変わりを見つけるエピソードと似ていて、なるほどなぁ…と思いました。
ダイジェスト版的な駆け足の展開で、結構あっという間の103分。
3部作として作られるそうなので、続きが楽しみです。

俳優陣はあまり馴染みのある顔ぶれではありませんが、唯一、主人公アンを狙う火の国の王子役に「スラムドック・ミリオネア」のデヴ・パテル。
最初は単純な悪役かと思っていたのですが、物語が進むにつれて複雑な事情が見えてきました。なかなか面白い役のようです。
第二部、第三部で徐々に明らかになると思いますが、きっと主人公アンの成長に欠かせない運命の宿敵のような存在なのでは?

次回作の予定は全く発表されていないのが気になるところ。
興行成績次第…ということであれば、ヒットすることを祈るばかりです。




| 映画 ア行 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(9) |
「インセプション」
JUGEMテーマ:映画
 
監督・脚本クリストファー・ノーラン。
発想の面白さ、構成の巧みさ、天才の仕事です。
これはスゴい、としか言いようがない…。

過去にも「メメント」や「インソムニア」など人間の記憶や眠りについて扱った作品を撮っていて、この「インセプション」の構想も10年温めていたそうですから、満を持しての製作だったと思います。
設定が緻密で細部まで凝った物語ですから、気楽に鑑賞…というよりは、それなりの覚悟で観に行くことをおすすめします。
ラスト1秒まで緊迫感が途切れません。(しかも148分と長尺…でも感覚としては、あっという間でしたが)

個人的には2010年の年間ベスト10入り確実です。
多分来年のアカデミー賞にもからんでくるレベルではないかと予測します。
レオナルド・ディカプリオの主演男優賞はちょっと難しいと思いますが、
作品賞、監督賞、脚本賞、ひょっとしたら助演男優も…?というレベルです。
ディカプリオはとても良かったのですが、前作の「シャッターアイランド」で演じた役とイメージがダブるのが残念。
“精神”が深くかかわる役どころで、他界した妻の存在が謎を呼ぶ…という設定が似ているため、票を投じるのをためらう会員が多いのではないかと思うのです。

キャスティングは完璧と言って良いと思います。
ディカプリオ演じるコブに仕事の依頼をするサイトー役の渡辺謙。位置づけとしては準主役です。クレジットもディカプリオの次に出て来ますし…。
ノーラン監督はもともと渡辺謙のことを念頭において脚本を書いたそうです。
「バットマン・ビギンズ」を撮ったときに、将来もう一度一緒に仕事をしたい俳優として心に残っていたとのこと。

コブの仕事上のパートナーであるアーサーの役にジョセフ・ゴードン=レヴィット。
彼は演技だけでなく本作では重要な見どころであるアクションを見せてくれます。
重力の状態が変化するシーンは普通の演技も難しかったと思いますが、彼はさらにその状態でのアクションシーンをいくつもこなしています。特殊なスタジオでのトレーニングを重ね、コツをつかんだところで、ほとんど全てのシーンをスタントマンを使わずに自分で演じたそうです。しなやかで柔軟な感覚の持ち主なのでしょう。
私はジョセフ・ゴードン=レヴィットの出演作を観るのはこれが3本目ですが、(「500日のサマー」と「BRICK/ブリック」しか観ていなくて…)演技の幅の広さに驚きました。
雰囲気としては亡きヒース・レジャーに近いものがあるようにも感じました。
私の中では今後の期待度はNo.1です。

コブの妻役にマリオン・コティヤール。
美しく、謎めいていて、どこかしら危うい雰囲気…。本当にピッタリの役どころ。
主要人物の中では複雑な設定上、一番難しい演技を要求される役だと思いますが、見事にこなしていました。

コブの仕事のターゲットとなる人物にキリアン・マーフィ。
セリフ以外で観客にさまざまなことを想像させないとならない場面が多く、繊細な表情と目で語る演技に関心しました。
ややクセのある俳優というイメージでしたが、この役はピッタリだったと思います。

コブとは初めて仕事をすることになる若きアーキテクチャー(建築家)アリアドネを演じたのはエレン・ペイジ。
彼女も演技の幅がひろい女優です。
「ジュノ」や「ローラーガールズ・ダイアリー」とは全く違った、好奇心おう盛な、才能ある若きアーキテクチャーを演じていました。

他、主要人物の全員が理想的なキャスティングで、ノーラン監督の人望が伺えます。

ロケ地も6カ国と大規模で、CGも高度なレベルです。
映像的にもこれまで観たことのない世界が広がっていて引き込まれます。
圧倒される世界観。あの不思議な映像はもう一度観たいと思わせるパワーがありました。
(多分また劇場公開中に足を運ぶと思います)

ノーラン監督は、まだまだ若く今年で40歳。
これからの活躍も多いに期待したいところです。

2010年サマームービー最強の1本ではないかと思います。
観に行く際にはコンディションの良い日をおすすめします。
集中力の要る映画鑑賞です。







| 映画 ア行 | 23:11 | comments(2) | trackbacks(42) |
「イエロー・ハンカチーフ」
JUGEMテーマ:映画
 
この映画のことを耳にしたのは2年前。
山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」のアメリカ版リメイク。
高倉健が演じた主人公を名優ウイリアム・ハートが演じる、という情報で、とても興味をひかれたのですが、その後、公開の話もDVDリリースの話もまったく聞こえてこなかったので、いったいどうなってしまったんだろう?と思っていました。
ようやく劇場公開のニュースを見つけましたが、松竹系の東劇をはじめとする全国でもたったの5館。(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)
よほど集客が難しいレベルの仕上がりなのだろうと覚悟して見に行きました。

個人的な感想は「そこそこ楽しめた」という感じです。
理由は多分「ロードムービー好き」であること。
そして出演俳優が良かったこと。この2つです。
(なので、裏をかえすと「ロードムービー好き」でなくて、出演している俳優に好きな人がいない、という場合には、かなり退屈な映画鑑賞になることでしょう)

主演のウイリアム・ハートはさすがの貫禄で、朴訥で不器用な、でも心優しい主人公を演じていました。
オリジナルで倍賞千恵子が演じていたヒロインはマリア・ベロ。
思い通りにいかない人生に傷つきながらも懸命に生きる女性を誠実に演じていました。

そしてこの作品最大の見どころだと私が感じたのは若手二人の存在です。


オリジナルで武田鉄矢が演じた若いドライバー役はエディ・レッドメイン(美しすぎる母、グッド・シェパード、etc…)
桃井かおりが演じた若い女性役にはクリステン・スチュワート(トワイライトサーガ)
これからメキメキと頭角を現してくる若手スターたちのブレイク直前の輝きに魅せられました。
二人の初々しく瑞々しい演技がウイリアム・ハートという守り手のもと存分に発揮されていたのが、この映画の一番のポイントだったと感じています。

ちなみに桃井かおりがモーテルの女主人役で出演していたのも日本人観客にとっては楽しみなサプライズです。

ストーリーは驚くほどオリジナルに沿って作られています。
もともとはアメリカの小説「幸せの黄色いリボン」から作られている物語。
アメリカにとっては逆輸入という形だと思いますが、孤独で不器用な、でも懸命に生きる男女をつなぐ温かい絆は国は違っても共感を呼ぶテーマなのでしょう。

アメリカ南部、ニューオーリンズが舞台です。
出演俳優のファンの方、ロードムービー好きの方にぜひ。
DVDでも十分楽しめるかと思います。



| 映画 ア行 | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
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