CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
The Quotable Walt Disney
The Quotable Walt Disney (JUGEMレビュー »)
Dave Smith,Walt Disney
英語版です。私はオーランドで買ってきました。
RECOMMEND
ウォルト・ディズニー 夢をかなえる100の言葉
ウォルト・ディズニー 夢をかなえる100の言葉 (JUGEMレビュー »)
ウォルト・ディズニー
こちらもオススメ!
RECOMMEND
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「キス&キル」
JUGEMテーマ:映画
 
キャサリン・ハイグルは「幸せになるための27のドレス」「男と女の不都合な真実」の2作品を観て慣れてきたのか、やっと魅力が分かってきた気がします。
コメディセンスが光る表情豊かな女優さん。
対するアシュトン・カッチャーは「ベガスの恋に勝つルール」でもラブコメキングと言っても過言ではない活躍をしていました。
キャメロン・ディアスとの相性もなかなかのものでしたが、こちらでのキャサリン・ハイグルとの組み合わせもとても良い感じ。

身分を隠したCIAエージェントと天然系お嬢様のラブ&サスペンスという点で「ナイト&デイ」と状況設定が酷似していて、お嬢様の名前も“ジューン”(キャメロン・ディアス)と“ジェン”(キャサリン・ハイグル)
どうしてここまで似てるんだろう?と、少し不思議な気もしました。
とは言ってもどちらも豪華キャスティングで派手なアクションが展開される痛快ラブコメ。
同じように楽しめました。甲乙つけがたいほど。
もしも1枚だけチケットをもらって「どちらか一方をもう一回観ていいよ」と言われたら真剣に迷います…。

とにかく何も考えずに笑って驚いてうっとりできる楽しい映画。
クリスマスシーズンのエンターテインメントとして幅広くおすすめ出来る一本です!







| 映画 カ行 | 00:39 | comments(0) | trackbacks(4) |
「クレアモントホテル」
JUGEMテーマ:映画
 
岩波ホールにて鑑賞。
こういう良作をDVDスルーにせず、上映してくれたことに感謝したいです。
名優たちの演技が光る、心温まる笑いと涙あふれるステキな物語でした。

「ヴィクトリア女王 世紀の愛」でアルバート公を演じたルパート・フレンド。
先日ル・シネマで鑑賞した「わたしの可愛い人 シェリ」でも印象深かった彼を目当てに観に行ったのですが、ストーリーそのものの素晴らしさにすっかり魅了された108分でした。

映画は最愛の夫を亡くしたミセス・パルフリーがロンドンの街角にある長期滞在型ホテル「クレアモント」にやってきたところから始まります。
滞在客のほとんどは独り身の老紳士or淑女たち。
それぞれに孤独ながらも好奇心いっぱいでユーモラスな登場人物たちに、たくさん笑わされました。

あるときミセス・パルフリーがロンドンに住む孫、デズモンドのことを話したところ、全員が興味を示します。
しかしデズモンドは忙しいようで留守電にメッセージを残しても電話もかけてこないし、ホテルにも訪ねてきません。
誰も訪ねてこない言い訳が尽きて困っているミセス・パルフリー。
そんなとき、偶然に出会った作家志望の若者ルードヴィックに孫の代わりをしてくれるよう頼んだのでした。

ホテルの住人たちはミセス・パルフリーを訪ねてやってきたハンサムな若者に夢中になり、すっかり本物の孫だと信じこんでしまいます。
そんなとき、本物のデズモンドが前ぶれもなく現れて…。


ミセス・パルフリーを演じたジョーン・プロウライトはちょっと気難しそうに見えますが、とてもエレガントでキュートなおばあちゃん。
ワーズワースの詩集をいつも枕元に置いている老婦人ミセス・パルフリーを魅力溢れる人物に作り上げていました。

ガールフレンドと別れたばかりで、人間関係を築くことに自信をなくしかけていたルードヴィックはミセス・パルフリーと出会ったことで少しずつ変わっていきます。
作家(志望)としての好奇心からミセス・パルフリーや彼女をとりまくクレアモントホテルの住人たちに関心を持ち、そこから何かをつかもうとするひたむきさも良かったです。
ベテラン俳優陣に囲まれた新人ルパート・フレンドの初々しい演技は光っていました。

“Introducing Rupert Friend”…となっていたので「おや?」っと思ったのですがこの映画は2005年の作品とのこと。
「ヴィクトリア女王」も「シェリ」も2009年の作品ですから、実質的にはこちらの「クレアモントホテル」がデビュー作と言えるようです。

人生の終着点に佇む老婦人と、人生の出発点に迷う若者の、心温まる交流を描いた人情味あふれる映画でした。

ちょっと出来過ぎのフェアリーテイル感もあるのですが、
ワーズワースの詩「水仙」や
ルードヴィックが弾き語りをする美しい歌「For All We Know」
ロマンスのきっかけとなる古い映画「Brief Encounter(逢いびき)」など
印象深いエピソードや場面が多く、何度か観返したい作品です。
年末の12月に入って今年のMYベスト10に入りそうな良作に出会えて、本当に嬉しかったです。



| 映画 カ行 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
アガサ・クリスティ 「華麗なるアリバイ」
JUGEMテーマ:映画
 
今年はアガサ・クリスティ生誕120年にあたる年とのことで、
つい先月まで東京国際フォーラムでも「アガサ・クリスティ展」が行われていたり、いろんなところで名前を目にする機会がありました。
「ミステリの女王」と言われるアガサですが、この「華麗なるアリバイ」の原作「ホロー荘の殺人」はミステリだけでなく、9人の登場人物の人間模様や愛憎劇としての要素が色濃く、謎解きよりもむしろ、ドラマに対する評価が高い作品だそうです。

原作「ホロー荘の殺人」にはポアロが登場するそうですが、アガサ本人が戯曲化したとき、ポアロの存在を削除したそうで、この映画もその戯曲版にのっとって作られています。
名探偵が謎を解く…というスタイルではなく、ストーリーの進行とともに、それぞれの人物の背景が見えてきて、観客自身が目撃者となるクライマックスで全てが明かされる形式でした。

上院議員とその妻が、とある週末、郊外の別荘に知り合いを招き、
そこに集まった9人の男女、そして1人が殺され、残りの8人は全員が疑わしい…
ひとことで説明すると、そのようなミステリです。

全員に動機があるし、全員が怪しく見えてしまって、すっかり翻弄されました。

アガサ・クリスティ作品で、これの一つ前に観た映画は2008年のお正月に鑑賞した「ゼロ時間の謎」でした。
奇しくもこちらもフランス映画。
同様に別荘地で起こる殺人事件をあつかったミステリです。
アガサ・クリスティ作品の面白味の一つに、この上流階級の人々の描写という要素があると思います。この「華麗なるアリバイ」も、そういった意味でも面白かったです。

ミステリ映画の感想はネタバレせずに書くのが難しいので、
最後にタイトルの意味が分かるところが味わい深く、ちょっぴり切なかった、とだけ記しておきます。
名探偵の華麗なる推理だけでなく、こういうドラマもなかなか良いものです。





| 映画 カ行 | 20:39 | comments(0) | trackbacks(3) |
「借りぐらしのアリエッティ」
JUGEMテーマ:映画
 
ジブリの新作。新人監督の初仕事ということで楽しみにしていました。
これまでのジブリのテイストを上手く引き継いでいると感じました。
スケール感としては“小作品”という感じですが、温かみのある物語で、作り手のキャラクターたちへの愛着も感じられて好感がもてました。

原作はイギリスの作家メアリー・ノートンの「床下の小人たち」
物語のあらすじはそのままに、舞台を現代の日本に移して作られていたのも面白いと思いました。
ボタンや安全ピンや鉛筆のキャップなど、気づいたらいつの間にか無くなっているような小物がアリエッティ一家の暮らしのさまざまなところに使われているのも、見ていて楽しかったです。
使用済み切手が絵画のように壁に飾られていたり、風景の写真を窓枠にはめ込んでいるのもステキな工夫でした。
これからは日本中のご家庭で、小さなものが無くなったとき「小人が借りていったのかな?」という言葉がつぶやかれるようになるのかも…。

予告編や宣伝のコピーで使われている「ほろびゆく種族」云々…というところは、案外さらりとした描かれ方で、宮崎駿監督がこれまで手掛けてきたような壮大な物語(イデオロギーや環境問題を含んだような)とはレベルが違っていたと感じました。それが良いとか悪いというわけではなく、この作品は一人の少年のひと夏の体験と成長の物語なのだと受け取りました。「ほろびゆく種族…」の会話は少年が病に立ち向かう勇気を得る一つのきっかけだったのだと思います。

小人の物語といえば、日本にもとてもステキな作品があるのですが、誰か映画化してくれないかしら…。
小学生のときの愛読書です。
今でも読み継がれていたら嬉しいのですが…。

| 映画 カ行 | 19:35 | comments(0) | trackbacks(34) |
ソダーバーグ監督の本領「ガールフレンド・エクスペリエンス」
JUGEMテーマ:映画
 
一般の映画ではほぼ無名の女優サーシャ・グレイを主演にむかえて撮られたソダーバーグ監督の新作。
一般の映画では…と言うのは、彼女はポルノ女優としては超売れっ子だから。
主人公のエスコート嬢(=コールガール)をそんな女優が演じるということで、何かと話題になっていましたが、そのようなドギツイシーンは全くなく、性描写はごく控えめ。
むしろそんな特殊な職業でありながら普通の女の子、という描かれ方だったと感じました。

リーマンショック直後、大統領選を控えたマンハッタンが舞台ということで、金融や政治に関する登場人物たちの会話がやけにリアルだったり、
レストランやブランドショップ、主人公たちの住む高級アパートなどすべてがスタイリッシュで(わざとらしくない程度に)、1時間2000ドルというエスコート嬢を取りまく独特の世界を垣間みる…という意味で面白かったです。

愛も性も“商品化”した資本主義世界の一面を切り取る鋭さ、
時間軸を自由自在に行き来する展開にソダーバーグらしさを感じました。

サーシャ・グレイはまだ22歳。(撮影時は21?)
幼さが残る表情が印象に残っています。
その“若さ”も商品価値の一つであり、その価値が下がる前に地位を確立したいという焦りのようなものや、同等の価値をもっているライバルとの確執など、普通の職業と同様の悩みを抱えながら仕事に向き合う女の子を上手く演じていました。

日本版のキャッチコピーは「職業は、恋人。」というもの。
エスコート嬢とは、食事をしたり、映画を観たり、会話をしたり…と、ガールフレンドとして振る舞う要素込みのコールガール。
そのプロフェッショナルぶりは、けっこう大変そうでした。
クライアントと会った日時、その時の服装(アンダーウエアまで含めて)、どんな会話をしたか…などすべて記録に残し、管理し、次回のアポイントメントに気を配り、空き時間にはジム、ヨガ、サロン通い…と商品価値磨きも怠らず、きっちりマネジメントしていました。
Webサイトの写真やデザインを凝り、SEO対策も抜かり無く依頼し、活動領域を広げるためのインタビュー(面接)にもチャレンジし…。
一般社会とは切り離された特殊な世界に生きる自由人か…と思いきや、これでは全く普通の、それこそ彼女のクライアントである金融マンや業界人たちと変わらない、苦労やストレスを抱えて生きる職業人(プロフェッショナル)です。

プロ…とは言っても、そこはたかだか21~2歳の女の子。
あるクライアントに特別な感情を抱き、そこから起こる展開はまるで女学生レベルの恋愛劇です。
その人物描写のリアルさが、ソダーバーグ監督の本領でもあると思います。
エスコート嬢のとある一週間を淡々と描くドキュメンタリー的な作品で、特に山場もオチもないストーリー運びなので、決して万人向けではありませんが、チェ・ゲバラ2連作や「インフォーマント!」とはまた違った魅力のある作品でした。



| 映画 カ行 | 20:21 | comments(0) | trackbacks(3) |
| 1/11PAGES | >>