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「コッポラの胡蝶の夢」
 

眠れる巨匠、10年振りの作品…と言っても個人的にはコッポラ監督に関心が高かったわけではなく、モチーフとなっている「胡蝶の夢」に興味があったので観に行きました。

1938年、戦争の陰が近づいているルーマニア。
年老いた言語学者ドミニク(ティム・ロス)は
一生をかけた「言語の起源」についての研究も完成出来ずに老いてゆく中
若かりし日、その研究のために別れてしまった婚約者ラウラの面影に涙しつつ
次の年のイースター(復活祭)に自分を知る者のいない土地に行き自殺することを決意する。
ところがその場所で雷に打たれてしまい、
全身に火傷を負いながら一命は取り止めたものの、回復する中で
74歳だったはずのドミニクは、精神はそのままに身体だけは30代の若さを取り戻してしまう…。

物語はそのような不思議な設定で始まります。
原題は“Youth without Youth”(若さ無き若さ)
「言語の起源」を辿る中で、輪廻といった東洋思想や
人間の脳の機能や限界についても、いろいろと考えさせられる内容でした。

ヒロインのラウラ(ヴェロニカ/ルピニ)を演じたのはアレクサンドラ・マリア・ララ。
「ヒトラー最期の12日間」で秘書役を演じていた女優さん。
他には観た記憶がありませんが、とても印象的な顔立ちです。
今回も難しい役どころだったと思いますが、見事な演技でした。

また主演のティム・ロスはさすがとしか言いようがありません。
27歳から104歳まで。
内面には多面性(多重人格)を抱えた言語学者を完璧に演じていました。

主演の二人以外で一番印象に残ったのはインドでルピニの目覚めを導く学問僧を演じたエイドリアン・ピンティーです。
サンスクリットの響きが美しくて感動的なシーンでした。
残念なことに、彼は昨年病のため53歳という若さでこの世を去ったとのこと…。

そして何と、マット・デイモンがアメリカ人ジャーナリストの役で登場しています。
アンクレジットです。
後から予告編を観たら「マット・デイモン出演!」とクローズアップされていてびっくりしました。
これは予告編を観てマット目当てで観に行った観客がいたら気の毒です。
ほんのワンシーン。
しかも薄暗いカジノでの短い会話ですから…。
(とは言ってもマットファンの私としては大満足のワンシーンでしたが(笑))

クレジットといえば…。
この作品で驚いたのは…(ある種、ネタバレなので白字で記します)
エンドロールが無かった事です。
タイトルシーンからスタイリッシュで、作品全体のトーンは一貫性があり
ラストシーンもストーリー中繰り返し問われた“3本目のバラ”というモチーフで終わる、印象深いラストでした。
ブラックアウトしたと同時に場内が明るくなったので、一瞬「?」と
まるで時間がスリップしたような錯覚を覚えました。
これも「胡蝶の夢」の演出の一つだとしたらすごいです。

かなり摩訶不思議なストーリー展開ですが、
史実に基づいている部分もあり、第二次世界大戦時のヨーロッパについて多少知識がある方が楽しめるかもしれません。


| 映画 カ行 | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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