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「そして、私たちは愛に帰る」
JUGEMテーマ:映画
 
ドイツとトルコ。
2000キロ離れた二つの国を舞台にくり広げられる
3組の親子の不思議なめぐりあわせの物語。
テーマは「愛」と「死」と「許し」

1960年代、経済成長をつづけるドイツには
多くのトルコ人が働き手として移住していたそうです。
一組目の親子、アリ(父)はそんな移民の一人。
息子ネジャットは大学で経済学の教授をしています。

もう一組の親子は、その大学に通う女子学生ロッテと、その母スザンヌ。

そしてトルコのイスタンブールからドイツに出稼ぎにきているイェテル。
国に残して来た一人娘アイテンの学費を仕送りするために娼婦になっています。
アイテンには「靴屋で働いている」と嘘の手紙を送りながら…。

不幸な二つの事件による二つの死。

それぞれの関係者が悲しみを乗り越え、愛と許しの境地に至るまでの、再生の物語でした。

3組の運命のからみが、ある種、現実離れしているのですが、脚本に込められた深い思いがそれを補い、心にしみいる力強さがありました。
2007年カンヌ映画祭、最優秀脚本賞受賞作ということを観賞後に知って、なるほど…と思いました。

トルコの静かな湾岸の村で、海を眺めるネジャットの後ろ姿(上のポスターのシーン、実際には座っている)がエンディングですが、エンドロールが流れていく間、その背中を眺めながら、登場人物たちのそれぞれの表情を反芻し、監督の描き出した「愛」と「死」と「許し」について、寄せては返す波のようにずっと思いをめぐらせていました…。

静かで、痛々しく、
でも、かすかな希望の光に包まれる映画でした。
エーリッヒ・フロムの「愛するということ」に影響を受けたとの監督の談もあり、観賞後も、宗教や民族や歴史を含め、さまざまなことを考えさせられました。

| 映画 サ行 | 19:34 | comments(2) | trackbacks(11) |
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コメント
こんにちは。
今年もよろしくお願いします。

>エーリッヒ・フロムの「愛するということ」に影響を受けた

そうなんですか。ちゃんと読んでみたくなりました。

海辺のラストは味わい深かったですよね。
| かえる | 2009/01/13 8:00 PM |
かえるさん、こんにちは。
TBとコメントありがとうございました。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。

監督さんについても全く知識がない状態で観たので、観賞後いろいろとインタビューなどを探して読んでみました。映画の公式サイトに掲載されているインタビューでそう語っていらっしゃいました。

「愛より強く」も観てみようと思っています。
| Yukiko T. | 2009/01/13 9:49 PM |
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映画「そして、私たちは愛に帰る」(2007年、独・トルコ)
     ★★★★☆  ブレーメンとイスタンブールを舞台に親子3組の 出会いと別れを描いたドラマ。 2007年カンヌ映画祭最優秀脚本賞。 原題は「Auf der Anderen Seite」、 英題は「The Edge of Heaven 」。      ◇  ドイツ・ブレーメン。 年金で暮らすトルコ
| 富久亭日乗 | 2009/01/07 7:08 AM |
*そして、私たちは愛に帰る*
{{{   ***STORY*** ハンブルクに住む大学教授のネジャットの老父アリはブレーメンで一人暮らしだったが、同郷の娼婦イェテルと暮らし始める。ところが、アリは誤ってイェテルを死なせてしまう。ネジャットはイェテルが故郷トルコに残してきた娘アイテン
| Cartouche | 2009/01/09 5:41 PM |
『そして、私たちは愛に帰る』 Auf der Anderen Seite
これこそは愛。 ハンブルクの大学で教鞭をとるトルコ系移民二世のネジャットの老父アリは、ブレーメンで一人暮らしをしていたがある日同郷の娼婦イェテルと暮らし始めた。 そして、ドイツとトルコを舞台に三組の親子の物語が絡み合う。お待ちかねのファティ・アキン
| かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY | 2009/01/13 7:55 PM |
そして、私たちは愛に帰る
満 足 度:★★★★★★★    (★×10=満点) 監  督:ファティ・アキン キャスト:バーキ・ダヴラク       トゥンジェル・クルティズ       ヌルギュル・イェシルチャイ       ハンナ・シグラ       ヌルセル・キョセ  
| ★試写会中毒★ | 2009/01/18 2:10 PM |
そして、私たちは愛に帰る AUFDERANDERENSEITE
2007年カンヌ映画祭で最優秀脚本賞を受賞した作品。「イェテリの死」「ロッテの死」「天国のほとりで」の3部構成で、アリとネジャット、イェテリとアイテン、ロッテとスザンヌの3組の親子の物語をドイツとトルコの2ヶ国にわたって繰り広げる。さすが脚本賞!の素晴らし
| まてぃの徒然映画+雑記 | 2009/01/19 10:25 PM |
天国のほとりで〜『そして、私たちは愛に帰る』
 AUF DER ANDEREN SEITE  THE EDGE OF HEAVEN  ハンブルグの大学で教鞭を取る、トルコ系ドイツ人のネジャット(バーキ・ダヴラ ク)。彼はブ...
| 真紅のthinkingdays | 2009/01/27 9:27 AM |
『そして、私たちは愛に帰る』(Theater)
監督 ファティ・アキン 脚本 ファティ・アキン 音楽 シャンテル 出演 バーキ・ダヴラク、トゥンジェル・クルティズ、ヌルギュル・イェシルチャイ、ハンナ・シグラ、   ヌルセル・キョセ、パトリシア・ジオクロースカ 製作年 2007 製作国 ドイツ・トルコ 上映時間 122
| 私の研究日記(映画編) | 2009/01/31 1:41 AM |
そして、私たちは愛に帰る 原題:AUF DER ANDEREN SEITE
 消息のわからない娘に、母のことのことを知らせるために、作ったチラシは、娘に届くのか? 3月13日、京都みなみ会館にて鑑賞。 ドイツーーーートルコ。2000キロの距離を越えて、3組の親子がさすらう再生と希望の旅路 親子の絆は何ものにも変えられないほど
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そして、私たちは愛に帰る■最後はトルコで
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