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「チェ 39歳 別れの手紙」
JUGEMテーマ:映画
 
Part 1である「チェ 28歳の革命」ではキューバ革命の成功が描かれていましたが、Part2の「チェ 39歳 別れの手紙」はボリビアでの革命の失敗から処刑されるまでの一連の流れが、Part 1同様に淡々と、まるでドキュメンタリー作品のように綴られていました。

ソダーバーグ監督の演出はチェ・ゲバラをヒーローとしては描かず、中立の目線でした。
観客は演出からチェ・ゲバラの内面を感じ取るのではなく、彼の行動や言葉からそれを推測するしかありません。
でも現実の世界では、人を理解しようとするとき、その人物の行いや言葉からつかみ取っていくわけですから、この作品がある種リアルなドキュメンタリーのように感じられるのは、この演出のせいかもしれません。

今回Part 2を観終わって思ったことは、チェ・ゲバラは“殉教者”だったのだということです。

終盤近く、「あなたは神を信じるか?」との問いかけに
「私は人間を信じている」と答えたチェ・ゲバラ。

思えば共産主義という思想は人を信じてはじめて成立する、
ズルをしたり、嘘をつく人が多いと破綻してしまう社会システムです。
1990年代にその多くは終焉をむかえました。

Part 1では「革命家に一番必要なのは“愛”だ」と語っていたチェ・ゲバラは、その愛を貫き、人間を信じて命を投じました。

社会思想や政治思想というものは、本当に複雑だし、正解があるわけでもないと思いますが、いろいろなことを考えさせられました。
どんな生き方が幸せなのか、という人生の本質に触れるような深い問いも含めて…。

ボリビアでの活動が失敗した一因として、農民達の心をつかみきれなかった、ということが挙げられると思います。
学校や病院を作り、今よりも良い暮らしを…と訴えても、農民達にはそれらが実際には自分たちに何をもたらすのか、よく分からなかったのだと思います。
情報がないこと、無知であることの不幸を見た気がしました。
(戦いによってそれらを勝ち取ることが幸せか?というとそれも疑問ですが…)

ベニチオ・デル・トロの熱演と、ソダーバーグ監督の巧みな演出で、とても満足度の高い映画体験でした。

ほんの1シーンですがマット・デイモンが出演していたことも嬉しかったです。
(ドイツ系の神父という役でした)
| 映画 タ行 | 22:50 | comments(2) | trackbacks(9) |
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| - | 22:50 | - | - |
コメント
こんばんは。
TBをありがとうございました。

ドキュメンタリーのように、観ている人に自然に
感じ取らせるように演出したり演技するのは、
実はなかなか難しいことなのではないかと思います。

でも、今回は前作にもまして、デル・トロがチェ自身に
見えて仕方がありんせんでした。
静かだけれど、観る者に深く訴えてくるものがある
素晴らしい作品だったと思います。

マット・デイモン、出てましたね(笑)
私も、あれ?と思って、エンドロールで名前を見つけて
娘と喜んでいました。 
| Soffy | 2009/02/03 6:09 PM |
Soffyさん、こんばんは。
こちらこそ、TBとコメントありがとうございました。

本当に深く考えさせられる作品でした。
今も考え続けています。

起伏の無い淡々とした演出で、観る者を選ぶタイプの作品ですが、残っていく映画だと思います。

お嬢さんとご覧になったんですね。
難しいけれど、勉強になったのでは?

マット・デイモンは「ボーンアルティメイタム」以降、ちょっと休業状態ですが、こういった友情出演的な仕事をポロポロと見かけるので嬉しいです☆
| Yukiko T. | 2009/02/03 8:22 PM |
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