2009.10.05 Monday
「パイレーツロック」
JUGEMテーマ:映画

音楽を愛するすべての人へ!!!
今年一番楽しみにしていた映画です。
「ノッティングヒルの恋人」「ラヴ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督作品。
本国UK版の予告編をネットで観たのが今年の初め。
春に発売になった輸入版サウンドトラックを早々に購入して聞きながら日本公開を楽しみに待っていました。(日本版は今週発売!60'sファン必聴の名盤です!!)
ラッキーなことに試写会で早々に観ることができました。
素晴らしい脚本、素晴らしいキャスティング、オープニングからエンディング、最後の最後までまばたきするのももったいないくらい魅力溢れる映画でした。
舞台は1966年のイギリス。
ビートルズやローリング・ストーンズを生んだこの国には、当時民間の放送局がなく、国営放送BBCではロックのオンエアが1日にたった45分に制限されていたんだそうです。
法律の隙をついて、海の上から放送をする海賊ラジオ局。
枕の下にトランジスタラジオを隠して放送を聞く若者たち。
ロックを愛して止まない人たちの思いがぎゅ〜っとつまった映画です。
絶妙な選曲とエピソードが巧みに絡みあった群像劇。
両方がリチャード・カーティス監督の得意とするところで、
流れるナンバー、一曲いっきょくのかっこよさと、場面とのシンクロ具合、
一つひとつのエピソード、一人ひとりのキャラクターのユニークさと面白さ、
どれもが素晴らしく、終わってほしくないと思うくらい、その世界に浸っていました。
物語の軸は、高校を退学になり船にやってきた若者、18歳のカールの成長を描くストーリーですが、とにかく魅力的なのはその船に乗っているDJの面々です。
24時間の放送枠、それぞれの担当時間帯によって個性があって、
中でももちろんゴールデンタイムを担当するスターDJ、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる“ザ・カウント”(伯爵)は光っていました。
本当にカッコいい!!
やっぱり彼はすごい役者さんだと改めて感動…。
そんな“カウント”とトップを争うもう一人のカリスマDJ“ギャヴィン”を演じるリス・エバンスも素晴らしかった…!(ノッティングヒルではヒュー・グラントのおかしな同居人スパイクを演じていたあの俳優さんです)
この2トップの大人げない意地の張り合いには大いに笑わせてもらいました。
明け方の番組担当、孤高のDJボブも良かったなぁ…。
クライマックス、このボブのエピソードにはホロリとさせられました〜
ポスターを見たとき“Mark I love you♡”がいっぱいで
「マークって誰?」と思っていましたが、深夜担当のこのDJも可笑しかった。
女とは想像力の生き物だということがよ〜く分かりました(笑)
海賊ラジオ局のオーナー“クエンティン”を演じるビル・ナイ。
登場するすべてのシーンが見どころと言っても過言ではない存在感。
さすがです。
他にもたくさんの魅力的なキャラクターが登場します。
これはもう何度観ても楽しめる作品です。
多分劇場にあと3回は観に行くと思います(いや、もっとかも…)
DVDも速攻買いで繰り返しくりかえし観る作品になると思います。
(「ノッティングヒル」「ラヴ・アクチュアリー」がそうだったように…)
今年のナンバー1作品が決まってしまったかな…と思います。
今年に限らず、オールタイムベストにも入るほどですから。
何だかものすごいいきおいで褒めまくった感がありますが、
もちろんこれは好みの問題で、万人受けするか…というところは疑問です。
でも少なくとも、「ノッティングヒル」や「ラヴ・アクチュアリー」が好き、という人、
音楽(特に60年代サウンド)が好きな人、
ラジオが好きな(あるいは好きだった)人、には絶対ぜったい観てほしい映画です。
できれば事前にサウンドトラックをチェックして、
または公式ホームページにも詳しい解説が出ていますし一部の音楽もチェックできますので、少し予習するとより楽しめるかも。
『信じてくれ!
それでも名曲は書き継がれ、歌い継がれていく
それらの曲が世界に奇跡を起こすと!』 ー“ザ・カウント”ー
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サントラ,ジェフ・ベック,ザ・フー,ザ・トロッグス,ザ・ボックス・トップス,ザ・ホリーズ,クリス・アンドリュース,ポール・ジョーンズ,ザ・トレメローズ,スキーター・デイヴィス,ダフィー
USMジャパン ¥ 3,500 (2009-10-07) |




