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「小さな命が呼ぶとき」
JUGEMテーマ:映画
 
難病の子供をもつ父親にブレンダン・フレイザー。
新薬開発の鍵となる酵素を研究する化学者にハリソン・フォード。
実話に基づいたストーリーということで、予告編を観たときから気になっていました。
ビジネスマンと学者。
二人がタッグを組んでバイオベンチャーを立ち上げ、新薬を開発するまでの物語でした。
いわゆる“難病もの”ですが、お涙頂戴的な演出は極力抑えられていて、むしろ“ヒューマンドラマ”という面が強く、それぞれの人物が、強い信念を胸に困難を乗り越えようとする姿が描かれていました。

実は予告編を観たとき「ハリソン・フォードが学者?」と違和感を覚え、ミスキャストではないかと訝っていたのですが、この作品はハリソン・フォードがエグゼクティブ・プロデューサーであることをオープニングシークエンスで初めて知りました。
なるほど、化学者とは言っても、エキセントリックで我の強い、ちょっと変わり者の研究者という設定で、大音量でロックをかけながら壁一面の化学式に向き合い、周囲のひんしゅくをかうような人物で、学者らしからぬ雰囲気でも良かったわけね…と納得しました。

バイオベンチャーがバイオ専門のベンチャーキャピタルから資金提供を受けながら研究を進め、ある程度の成果が見えてきたところで大手の製薬会社に会社ごと身売り、複数のプロジェクトチームで競いながら実用に向けた開発へ動いていく…という流れは、普段まったく知らなかった世界を垣間みるようで話に引き込まれました。
難病の子供たちを救うという大きな目的ではありますが、情に流されては上手くいくものもいかなくなるという研究開発のシビアな面も描かれていて興味深かったです。

難病“ポンペ病”の子供も、決して弱々しい感じではなく、「生きたい」という強さを感じる描かれ方で、それがブレンダン・フレイザー演じる父親の強いモチベーションにつながっているのも良かったです。

新薬の開発は基礎研究の上にたくさんの実験、検証データに基づいて進められるもので、本当に多くの人々の苦労と多額の費用をかけられていて、その行程のマネジメントは強い意志をもった人物が必要なのだと感じました。
自分の子供の命を救いたいという強い気持ちが、この新薬を作ったわけです。
薬は更なる改良が試みられているそうです。
ポンペ病だけでなく、あらゆる難病と呼ばれる病気に一日も早く特効薬が開発されることを心から祈るばかりです。
とても見応えある良いドラマでした。



| 映画 タ行 | 23:10 | comments(4) | trackbacks(12) |
「トイストーリー3」
JUGEMテーマ:映画
 
3部作のどれもが傑作、という例は皆無ではありませんが、はっきり言って稀です。
でも、そこはピクサーのことですから、きっとやってくれるだろうとは思っていました。
(…とは言っても、前2作のクオリティがあまりにも高すぎたので、ちょっと不安もあったのは事実)

ピクサー、さすがです。
3作目にして最高傑作を残してくれました。
エンディングは「カールじいさん…」のオープニングと同じくらい泣きました。
一つひとつのキャラクターへの愛着があるぶん、感動もひとしお…。
予想を越えたフィナーレでした。

おもちゃたちと、その持ち主との絆というところに感動しながらも
今回の「3」は少し別の視点でも考えさせられる作品でもありました。
ディズニー・ピクサーということで、そこはディズニーの伝統として、根底には「愛と正義」というテーマが流れています。
今回、その「正義」の部分の描き方が、なかなか深読みしたくなる内容でした。
珍しく政治的なニュアンスを含んでいる印象を受けました。
本作の悪役であるクマのぬいぐるみロッツオというキャラクターの「掛け替えの無い存在なんてない。すべては入れ替え可能」という考え方や「全体最適のためには一部の犠牲者が出るのはやむを得ない」という態度は権力者が陥りやすい過ちだと思います。
そういう“強くて大きなもの”が「正義」の名の下に支配する世界。
そこには秩序はあるけれど、本当にそれでいいの?という問が投げかけられます。
クーデターによってロッツオを追放した後に描かれる平和な状態は、ある意味、今のピクサーの人たちが考える理想の世界なのかな?と深読みしたくなりました。
ロッツオに変わってトップの座につくおもちゃのカップルの絶妙なバランスは理想の組み合わせだったように思えるのです。(心優しく楽天的な王様と、しっかり者で実は強いお妃様…という組み合わせ)

愛と勇気と友情と家族の絆、たくさんの“たいせつなもの”がつまった映画です。
私は今回、記念に…と思って3Dで観ましたが、2Dでも十分楽しめる作品だと思います。
ウッディ、バズと仲間たちの最後の大冒険。できればぜひ劇場で!



| 映画 タ行 | 22:37 | comments(2) | trackbacks(38) |
「太陽がいっぱい」&「リプリー」
ルネ・クレマン
パイオニアLDC
¥ 9,800
(2002-10-25)

---
松竹ホームビデオ
¥ 1,481
(2000-12-21)

JUGEMテーマ:映画
 
少し前になりますが、「太陽がいっぱい」を午前十時の映画祭で観ました。
アラン・ドロンをスクリーンで観るのも、よく考えたらこれが初めて。
“二枚目”(死語?)の代名詞的な俳優として認識していましたが、
本当に驚くほどの輝きでした。

物語は哀しみ漂うピカレスク。
切れ味鋭いナイフのような存在感に、観ているだけで痛くなるようなトム・リプリーでした。
裕福な家庭に生まれ、贅沢で洗練された生活を送る友人フィリップへの淡い憧れが、いつしか強い羨望に変わり、ついには彼を殺害し、彼に成りすまして恋人マルジュと莫大な財産を手に入れてしまおうとする野心家の青年の物語。

同じ原作をもとに作られた「リプリー」(1999)の印象からマット・デイモン演じるトム・リプリーとは全く違うキャラクター造形にも驚きました。

ニーノ・ロータ作曲のメインテーマはあまりにも有名。
美しすぎるほどの海の青さも相まって、切なさを通り越して哀しみに胸がしめつけられるラストシーンでした。
この名画を劇場で鑑賞できて良かった…としみじみ感じました。


そしてマット・デイモン ファンの私としては「リプリー」公開当時、きっとこのアラン・ドロンと比較されたであろうことが、ちょっぴり気の毒でした。
パトリシア・ハイスミスの原作本は未読ですが「リプリー」の方が原作に忠実だと聞いています。
「リプリー」は「太陽がいっぱい」のリメイクではなく、別物としてとらえなければなりません。
「太陽がいっぱい」のピカレスク・ロマン的な要素は「リプリー」にはありません。
マット・デイモンのトム・リプリーは発端となる悪気のない“嘘”から雪だるま式に罪人へと堕ちて行く悲劇の主人公です。

今は亡きアンソニー・ミンゲラ監督のもと、名優がそろった素晴らしい映画。
これを機会にDVDで再鑑賞してみました。

とにかく俳優陣の豪華さにため息…。
ディッキー(「太陽がいっぱい」ではフィリップ)のジュード・ロウは、本当に太陽のような存在。
マット演じるトムが月のような繊細さで、絶妙なコンビネーション。
明るくて、気まぐれで、人を惹き付ける魅力にあふれたディッキーに振り回される哀れなトム…。そういえばジュード・ロウはこの役でアカデミー賞助演男優にノミネートされていました。惜しくも受賞は逃しましたが…。
ディッキーのフィアンセ、マージ(マルジュ)はグウィネス・パルトロー。
「リプリー」の直前に「恋におちたシェークスピア」に主演。そちらでオスカーを手にすることになる、旬の輝きが、こちらの作品でも出ていました。

トムがヨーロッパに渡る船で出会った令嬢にケイト・ブランシェット。
彼女についた小さな嘘が、そもそもこの悲劇の発端。「太陽がいっぱい」には登場しない役どころで、本作でも出演シーンはさほど多くありませんが、存在感はたっぷり。

トムがディッキーを殺害したあとに親しくなるピーター役のジャック・ダヴェンポート。
去年の「パイレーツ・ロック」で海賊ラジオ局を取り締まる政府の役人トゥワットさんを演じていた俳優さんだった〜…。

そして誰よりも素晴らしいのがフレディ役のフィリップ・シーモア・ホフマン!
トムを追いつめる悪役的存在ですが、この嫌〜な感じの存在感たるや…。
トムを見る軽蔑の眼差しの厭味な雰囲気は、これ以上無いくらい感じ悪い…。上手すぎます。

地味と言えば地味だし、物語としても好き嫌いの分かれるタイプの作品。
「太陽がいっぱい」ほどに根強いファンがいるとも思えませんが、
こちらも素晴らしい映画だったんだと再認識しました。


| 映画 タ行 | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
「タイタンの戦い」
JUGEMテーマ:映画
 
2Dで鑑賞。迫力は充分だった気がします。
「アバター」より好みでした。

1981年に作られた同名作品のリメイクということですが、元作品は未見です。
ストーリーや設定は踏襲し、GC等は最新技術を取り入れてのリメイク…という感じらしいです。
主人公は英雄ペルセウス。
ということで、もちろんストーリーはギリシャ神話をモチーフとしていますが、神話通りの筋書きではありませんでした。

2月に「パーシージャクソンとオリンポスの神々」を観たばかりなので、半神(デミゴット)という存在やオリンポスの描かれ方などいろいろと共通点も見えて面白かったです。
CGは「パーシージャクソン」よりは凝っていましたが「アバター」には及ばず…。
ただしメデューサは「パーシージャクソン」のユマ・サーマンの方がインパクトあり!

メデューサの首やクラーケン退治など、神話でお馴染みのエピソード満載ですが、生け贄として捧げられていたアンドロメダを救った後、「王になって一緒に国を治めて」という(つまりプロポーズ)申し出を丁重に辞退するあたりは「おや?」と思う新展開でした。

主役ペルセウスを演じたサム・ワーシントンは「アバター」に続く英雄ものの主演で、すっかりアクションスターの地位を確立したようです。
「T4」のマーカス・ライト役で主役のクリスチャン・ベールを食うような存在感でしたが、こんなに早くスターダムに上がってくるとは!
しかしこんな役ばかり続くと、ともすると“知性抜きの肉体派”(誰とは言えませんが…)のレッテルを貼られてしまいそうな懸念も…。
次回作がようやく普通のドラマで、しかも相手役がキーラ・ナイトレイとのこと。楽しみです。

ゼウスを演じたリーアム・ニーソン、ハデスを演じたレイフ・ファインズ、共に楽しんで演じている様子でした。
(しかし、この二人、微妙に似てるような…)

ペルセウスの守護役の女神イーオーを演じたジェマ・アータートン。
「007 慰めの報酬」のボンドガール(ストロベリー・フィールズ役)、「パイレーツロック」では水色のピチピチのワンピに白のロングブーツという60年代ファッションに身を包んだDJ取り巻きの女の子など、出番は多くないものの印象に残る役が続きましたが、本作では主人公を支える重要なヒロインでした。
次回作は「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」のヒロインということで、こちらも楽しみ!

「アバター」のおかげで(?)期待値を低く見積もっていたせいか、思いのほか楽しめました。
2Dで1000円なら、DVDで観るよりは劇場大画面でぜひ!



| 映画 タ行 | 23:29 | comments(3) | trackbacks(10) |
「月に囚われた男」
JUGEMテーマ:映画
 
近未来。
底をついてしまった地球上のエネルギー。
「ルナ産業」という会社が新たな燃料源を月で採掘し、
定期的に地球に輸送することで、この問題を解決した。

契約期間:3年
赴任地:月
労働人数:1人

この月にただ一人派遣された主人公サム・ベル。
任期終了まであと2週間というときに起こったトラブルをめぐる不条理なSF…。
予告編とチラシの情報から、そんなイメージを持って劇場に足を運びました。
なので、もっと奇天烈な展開を予想していたのですが、
意外なほどに正統派のSFであり、ある種、社会派ともとれるような真面目な内容でした。

脚本・監督はダンカン・ジョーンズ。
なんと、あのデビット・ボウイの息子さんだそうです。
長編作品監督としてはこの映画がデビュー作とのこと。
父親のネーム・バリューは製作にはプラスだったでしょうけれど、
その分プレッシャーも高かったのではないでしょうか。

監督のアイデアも秀逸ですが、それを活かすキャスティングが重要な鍵だったと思います。
何しろほとんど一人芝居に近い構成です。
主人公サムを演じたのはサム・ロックウェル。
難しい演じ分けを見事にこなしていました。
そして、もう一人の重要人物(いや人物ではなくコンピューターでしたが)月の基地を管理する人工知能搭載ロボット、ガーティの声を演じたケビン・スペイシーも良かった!
サム・ロックウェルのラフカット数シーンを観て、この作品のユニークさに魅せられ、声の出演を快諾したそうです。

限られた予算、限られたリソースを最大に活用するため、考えに考え抜かれ、丁寧に作り込まれた珍しいSF小作品。
ハリウッド大作SFとは違った味わいを楽しみました。



| 映画 タ行 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(16) |
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