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「50歳の恋愛白書」
JUGEMテーマ:映画
 
原題は“THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE
いろいろなところで言われていますが、この邦題はちょっと…。
「恋愛白書」を期待して観に来た観客は戸惑うでしょう。

とても奇妙な物語でしたが、なかなか面白かったです。
主人公ピッパ・リーの尋常とは言い難い半生を描いています。
演じているロビン・ライト・ペンは美しかったなぁ…。

50歳にして、やっと母親(の亡霊)から解放されて自分の人生を歩み始める女性のお話だと解釈しました。

情緒不安定なジャンキーの母親と、そんな妻の様子を見て見ぬふりをする父親、外から見るぶんには全く普通にしか見えないけれど破綻しきった家庭に育ったピッパが、母親の機嫌に振り回される毎日から逃れようと、マンハッタンに住む叔母の家に移り住み、さまざまな出会いを経て(という一言で片付けるには波乱に満ちていますが…)30歳年上の有名編集者と結婚し“理想的な妻”という座に落ち着き、さらにその30年後、いくつかのきっかけが絡んで、その“理想的な妻”の座を降りて、生まれて初めて自分の意志で歩み始める…
平たく説明すると、こんな感じだと思います。

この作品のみどころの一つは豪華なキャスティング。
ピッパの若いころを演じているブレイク・ライヴリーは“トラベリング・パンツ”シリーズのビー(ブリジッド)を演じていた女優さん。(邦題は「旅するジーンズと16歳の夏」「旅するジーンズと19歳の旅立ち」でした)
ロビン・ライト・ペン同様の美しさと伸び伸びとした演技で輝いていました。

夫ハーブ・リーを演じていたのはアラン・アーキン。
いつも一風変わった人物を演じることが多い俳優さんですが、今回はストレートな感じで、それが返って新鮮でした。

ピッパの人生を変えるきっかけのひとつとなるクリスという青年との出会い。
このクリスを演じたのがキアヌ・リーヴス。
余談ですが、以前「恋愛適齢期」というナンシー・マイヤーズ監督作品で、年上の女性(ダイアン・キートン)と恋に落ちる青年医師をキアヌが演じていて、この“恋愛白書”という邦題から、ナンシー・マイヤーズのテイストを期待して劇場に足を運んだ人がいたんじゃないかと思うと何とも気の毒な気分になります…。
この作品のキアヌは“かなり変わった人”でした。

もう一人、ピッパの人生を変えるきっかけをつくるトラブルメーカーな女性サンドラ。
演じていたのはウィノナ・ライダー。
スクリーンで観たのは久しぶりですが、何だかこういった狡猾で滑稽なトラブルメーカーが板についてきたように感じました。

ティーンエイジャー・ピッパの人生を変えるきっかけをつくる女性カットにジュリアン・ムーア。
ピッパが母親から逃れるために叔母を頼ってマンハッタンに移り住みますが、その叔母のルームメイトであり恋人なんですね〜このカットは…。
こんなジュリアン・ムーアは初めて見ました…。

母親役のマリア・ベロ。ハーブの元妻役のモニカ・ベルッチ。
共にものすごいインパクトでした。

こんな豪華俳優陣が集まったのも脚本・監督がレベッカ・ミラーだから…ということでしょうか。
劇作家アーサー・ミラーの娘でありダニエル・デイ=ルイスの妻。
エンターテインメント業界ではかなり独特なポジションなのではないでしょうか。

また、エンドロールで初めて知ったのですがエグゼクティブ・プロデューサーにブラッド・ピットの名が…。

かなり変わった物語なだけに賛否両論、きっぱりと分かれるタイプの作品だと思いますが、キャラクター設定がしっかりした人間ドラマなので見応えがあって満足度は高かったです。



| 映画 カ行 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(7) |
「ゴールデンスランバー」
JUGEMテーマ:映画
 
堺雅人、今回は“泣き笑い顔”に泣かされました。

「自分に残された武器は“人を信じること”しかない」
そうやって人を頼って必死に生き延びようとする主人公、
権力とメディアの力ですっかり作り上げられてしまった“犯人像”も
彼を直接知っている人にとっては何の影響もなく、
誰ひとりとして彼を疑わずに助けようとする…。

原作を読んでいたのですべて分かっていたことだったのに
いたるところで泣かされました。
キャスティングが良かったと思います。

帰りのバスの中でThe BeatlesのGolden Slumbers を聴きながら
さまざまなシーンを思い返して味わいました。
切ないメロディーラインが、帰らない青春の日々と、それでも生きていく明日、両方に響いて心に沁みました。


| 映画 カ行 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(14) |
「今度は愛妻家」
JUGEMテーマ:映画
 
失われたときに初めて気づく、日常のささやかな出来事がどれほど大切なことなのか…。

なかなか面白い作品でした。
作品のテーマやタッチから「おくりびと」と比較して感想を語る人が多いかもしれません。
予告編でイメージしていたよりもコメディタッチで、主演二人を囲む登場人物たちがユニークで存在感たっぷりで、ヒューマンドラマとしても味わい深いものがありました。

もともとは舞台劇だったということで、
カメラマン北見俊介(豊川悦司)のオフィス兼自宅のリビングである一室で繰り広げられる“会話劇”の部分がとても面白く、本当に良く出来た脚本だと思いました。

行定監督自身が舞台挨拶等で「この映画は2回観ると面白い」とくりかえしおっしゃっているようですが、確かに、オチが分かったうえで見ると、一つひとつのセリフに込められた意味や、はりめぐらされていた数々の伏線に気づいて面白いかもしれません。

余談ですが、この作品、舞台挨拶や記者会見などのプロモーションが、ものすごく精力的に行われているように思います。
主演の二人もあちこちで露出していますし、薬師丸ひろ子に至っては20年ぶりにコンサートを開くなど献身的とも言えるようなプロモーション活動が展開されていました。
行定監督は前作「クローズド・ノート」のプロモーションを主演女優の態度によって台無しにされた経緯があるので、今回はスタッフが一致団結して活動しているのかもしれません。(問題女優さんはすっかり消えてしまいましたね…)

会話劇の面白さとしては主演の豊川悦司&薬師丸ひろ子のコンビもさることながら、北見家に出入りするオカマのおじさん石橋蓮司と、それぞれの登場人物との会話も面白かった!
石橋蓮司は「おくりびと」でいうところの山崎努、余貴美子、笹野高史を足して3で割ったような美味しい役どころだったと思いますが、それだけに重要な存在として本当に上手く演じていたなぁ…と感じました。

2時間越えの作品でしたが“長い”という感じはあまりなかったです。
クライマックスが丁寧で、それぞれの人物が、これからの人生をどう生きるのか思いを固めていく情景がきちんと描かれていて、心が温かくなりました。






| 映画 カ行 | 17:15 | comments(0) | trackbacks(1) |
「かいじゅうたちのいるところ」
JUGEMテーマ:映画
 
モーリス・センダックの同タイトルの絵本、
あんなシンプルなお話を100分の映画にするなんて、どうなることか…と思っていましたが、意外にも見応えのあるファンタジーに仕上がっていました。
さすがスパイク・ジョーンズ監督。

主人公が旅に出て、様々な体験を経て、もと居た場所に戻る。
戻って来た自分は、前の自分とは少し変わっている。
少し成長していたり、少し視野が広がっていたり…
同じ眺めが少しだけ違って見える…。

この物語の“型(モチーフ)”は古今東西いろいろな使われ方をしています。
この「かいじゅうたちのいるところ」も、典型的なこのタイプのお話です。
私はこの“型(モチーフ)”の物語が好きなので、最後のスープを飲むシーンはじんわりと感動しました。(映画ではチョコレートケーキみたいなデザートでしたね)

子役のマックス君は、よくこんな子を見つけたなぁ…と思うくらい、この役のイメージにぴったりでした。
母親役のキャサリーン・キーナーとも本当に親子のよう!
かいじゅうたちの声もとても豪華な俳優陣で驚きました。

プロデューサーにトム・ハンクスの名も。
制作にプレイトーンも関わっていて音楽も素晴らしかったです!


カレンO・アンド・ザ・キッズ
ユニバーサル インターナショナル
¥ 2,155
(2009-12-23)

| 映画 カ行 | 23:13 | comments(2) | trackbacks(26) |
「(500)日のサマー」
JUGEMテーマ:映画
 
“This is not a love story.
It is a story about love.”

面白い!とても!
マーク・ウェブ監督、映画は初とのことですが素晴らしい作品でした。
よくよく調べてみたらダニエル・パウターの“Bad Day”のPVなど手がけていて、その頃から、都会の各所で頑張っている若者たちの“偶然の(運命の)”出会いというコンセプトを温めていたんですね…。

“運命の恋なんて、あるに決まってる”

日本版のこのコピーも良かったと思います。

“運命の恋に出会うまでは幸せにはなれないと信じている男の子、トム”が
サマーという女の子に出会ってからの500日。
時間軸の流れが行きつ戻りつのモザイクなので、
トムの心情という全景をパズルのピースを一つひとつはめこんでいくように眺める96分。
(徹底してトムの心情のみを描いているのもユニークなポイントでした。
サマー側の視点は最後まで謎です)

二人が上手くいっているとき、世界は輝いて見えて、道行く誰もが自分たちを祝福してくれるように感じ、
二人の関係が壊れたとき、全てが灰色に変わってしまう…。
感じている本人にしか見えないはずの世界を、こんなふうに見せられてしまったら、もうトムに共感するしかありません。
ラストは“やられた〜!”と思いました。

トムを囲む友人たちもユニークな存在感で良かったのですが、
中でも光っていたのは妹の存在!
要所要所に挟み込まれる彼女との会話がこの作品のかくし味です。

2009年中に見ていたらTOP10にも入っていたかも…!!
2010年はスタートから素晴らしい作品に出会えました!

サントラは映画のオープニングとまったく同じ始まり方をする構成になっています。
ナレーションもあのままです。
オープニングナンバーの“Us”は、この映画全体を流れるトーンそのもの。
軽快でちょっと捻りが効いていて、不思議な流れ。

ズーイー・デシャネル(サマー)のユニット“She & Him”も1曲参加しています。
「Please, Please, Please Let Me Get What I Want」
(トムがサマーの気を引こうと音量を上げるあの曲です)
ご本家“The Smith”のバージョンも入ってます。

私のiPodではローテーション中!



Mychael Danna,Rob Simonsen
Sire / London/Rhino
¥ 561
(2009-09-21)

| 映画 カ行 | 12:14 | comments(4) | trackbacks(14) |
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