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「第9地区」
JUGEMテーマ:映画
 
インターネットで予告編を観たときには、何かのドキュメンタリーかと思いました。
アメリカで公開されるやいなや、瞬く間にスマッシュヒット。
コメントも好意的なものが圧倒的に多く、支持層も幅広い…。
一体どういう映画なんだろう???と、疑問は募るばかりでした。
極めつけは先日、行きつけのシネコンで開催された映画評論家のおすぎさんのトークライブ。
「今年観た映画のナンバー1!」と絶賛されていたのです。
ライブではつまらない作品は「つまらない!」と、一蹴されるおすぎさんですから、
これはよほど面白いのだろうと期待を募らせ、初日に足を運びました。

さて、で、どうだったかと言うと…。

すごい映画でした。
面白くて印象深い作品。
有名俳優は一人も出ていない。
撮影は南アフリカ。
超低予算。
でも…というか、だからこそ、
これまでに類を見ない映画…と感じたのだと思います。

今年のアカデミー賞は作品賞の枠が10本に広げられて、この「第9地区」もノミネートされました。
アカデミー賞というのは、投票権を持った人たちが全員映画業界人ですから、どうしても“娯楽大作”が選から漏れがちで、昨年も「ダークナイト」がヒース・レジャーの助演男優こそありましたが、作品賞にはノミネートすらされなかった…。枠を倍の10本にすれば、娯楽作品であってもクオリティが高ければ入ってくるだろう、という予測のもとでの措置でした。そして結果的にはその通りの展開となりました。

映画は公開直後だけでなく、DVDなどを通して、その後もどのように観られていったのか、10年くらい経って初めて見えてくる評価というものもあります。
大きな賞を受賞しても10年後には「そんな映画もあったよね」くらいの印象しか残っていない作品もあれば、無冠の作品であっても10年後にも根強いファンに支持され続け、語り継がれ、次の世代の若者たちにも鑑賞される作品もあります。
この「第9地区」は、おそらく後者です。

ピーター・ジャクソンがプロデュースしているとはいえ、30歳の若手監督のデビュー作とは思えないクオリティでした。
でも、デビュー作だからこそ恐れずにチャレンジできた…という側面もあるかもしれません。
SF、ドラマ、アクション、ファンタジー、コメディ、恋愛…何でもありのストーリー。
ドキュメンタリーの手法を交えながらの展開。
あらゆる意味でチャレンジングでした。

SFでありながら妙にリアル。(細かい部分はツッコミどころ満載ですが)
ヒューマンドラマでありながら、その人間性はむしろエイリアンを通して描かれている。
人間の弱さや汚さ狡さを徹底的に見せながらも、それらを決して“批判的”には描いていない。
いろんな意味で監督の度量の大きさを感じました。(原作も監督自身の手による)

クライマックス近く、シューティングゲームさながらに戦闘シーンが続き、人間もエイリアンも次々に吹き飛んで行く描写には、やや、うんざりしましたが、小心者の小役人だった主人公が最後に大きな決断をするに至るまでを描ききるのに必要な描写だったのかもしれません。

ラストシーンはとても良かったです(…涙)

果たして続編「第10地区」は作られるのでしょうか?
その想像の余地が残っていることも、10年経っても語り継がれる要因かもしれません。



| 映画 タ行 | 20:22 | comments(2) | trackbacks(9) |
「ダレン・シャン」映画
JUGEMテーマ:映画
 
原作本は面白いと評判の「ダレン・シャン」
ちょっとダーク気味で私は1巻のみで読むのをやめてしまったのですが、
今回の映画化はキャスティングがよさそうだったので観に行くことにしました。

主人公ダレン役のクリス・マッソグリアは初めて観る俳優ですが、なかなかカッコいい…
次回作はザック・エフロンとの共演だそうで、今後の活躍に期待です。

ダレンの親友スティーブ役にエリック・ハッチャーソン。
「ザスーラ」の頃から観ているので成長を感じました。
最近の「テラビシアにかける橋」や「センター・オブ・ジ・アース」から比べても、大人になってきた感じで、こちらも有望株。
ユニークな存在感の性格俳優になっていきそうな予感。

物語の舞台となる「シルク・ド・フリーク」(フリークたちのサーカス団)の面々もヴァンパイヤのジョン・C・ライリーを始め、サルマ・ハエック、やジェーン・クラコウスキーと、なかなか豪華。
そしてサーカス団の団長ミスター・トール役に渡辺謙!
ミステリアスな怪人物を見事に演じていました。
もう一人のヴァンパイヤにウィレム・デフォー。
この方は普通にしていてもヴァンパイヤに見えます(笑)

原作本は12巻+外伝1巻の全13巻だそうですが、映画は今後どうなるのでしょう?
本作は明らかに「続編作ります」という終わり方をしていましたが…。
ダレンとスティーブの成長を楽しみに、次回作も期待しています。


| 映画 タ行 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(8) |
「扉をたたく人」
JUGEMテーマ:映画
 
毎年、年末に年間ランキングをつけていますが、
この作品はTOP10入り確実です。
感動しました。

音楽がキーワードになっているからかもしれませんが
「ONCE ダブリンの街角で」を観たときのことを思い出しました。
クチコミで徐々に上映館数を増やし、ロングランヒットしたのも共通点。
音楽が好きな人にはぜひ観ていただきたい作品です。

アフリカン・ドラム“ジャンベ”のリズムが
人と人とを結び、会話以上に心を通わせる様子に胸を打たれました。

主演のリチャード・ジェンキンスはこの役でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされていました。
惜しくも受賞を逃したものの、見事な演技だったと思います。
受賞したショーン・ペン(ミルク)にも負けないくらい素晴らしかったです。
今年ノミネートされていた5人の候補の作品を、これですべて観たことになりますが、
個人的には、リチャード・ジェンキンスにオスカーを取って欲しかった…と思っています。

最愛の妻を亡くし、経済学の授業や研究にもやりがいを見失った孤独な大学教授。
抜け殻のような人生を“忙しいふり”をして、ただやりすごす毎日。
そんな彼が、シリアからの移民でミュージシャンの青年タレクと出会い
“ジャンベ”を教わることで、徐々に変わっていきます。
孤独な大学教授ということで決して口数の多い人ではないのですが、
彼の行動一つひとつがとても自然で、その思いがスクリーンを通してヒシヒシと伝わってきました。

監督のトム・マッカーシーはこれが長編監督2作目ということですが、
行間を読ませるような演出の上手さにしびれました。
もちろん役者の演技のうまさもありますが、
一つひとつのシーンに漂う人々の「思い」が心にしみる撮り方で、
どの場面からもセリフ以上のものが伝わってきました。
特にラストシーン…空港と地下鉄の駅のシーンは忘れられない場面です。

移民に対して寛容だったアメリカが、9.11以降変わってしまった…
その時代の流れに翻弄される人々の物語ともとれますが、
年老いた大学教授と若いミュージシャンの交流という点から
世代間格差という問題も見え隠れしていました。

見る人によって様々な捉え方のできる作品です。
こういう、地味だけれど丁寧に撮られた、深みのある良質の小作品を、
年に1本観られたら、それは幸せなことだと感じています。

今年もまた、年間チャートをつけるのが楽しみになってきました。


| 映画 タ行 | 18:29 | comments(0) | trackbacks(12) |
脱「ひとり勝ち」文明論 清水浩先生の講演会に行ってきました
JUGEMテーマ:読書
21世紀の環境問題
日本のポテンシャル
…このテーマで、こんなに明るい気分になれるお話が聞けるとは!!

講演の最初に清水先生は
「この本については“装丁が良いですね”とか
  “なんとも味のある手書きの文字で…”といった
 お褒めの言葉ばかりで、本の中身については反応がないんです」
と、笑いをとっておられました。
実は私も、この本は装丁と文字で買ったクチなので、
つい笑ってしまいました。

でも、読んですぐ、「お話が聞いてみたい!」と思い、
この講演会に参加申し込みをしました。
それほど面白い本でした。

太陽電池や電気自動車など、理系の人向けの話かと思いきや
まったく素人の私にもよく理解できる、平易な表現で
今、開発されているこれらの技術に力とお金を集中して注ぐことで
21世紀がどれほど素晴らしい時代になり得るのかが書かれていました。

「集中させるためには、まず世論の盛り上がりが必要です」
とのことでしたので、微力ながら、世論のほんの一部になりたいと
ブログにアップした次第です。

20世紀はいろんな技術が発展し、生活が向上した時代だったけれど
それは世界中のほんの一部の先進国だけの「ひとり勝ち」にすぎない。
21世紀は「脱ひとり勝ち」の時代。
世界中すべての人たちの生活向上が可能です。
…と、自信をもって語る清水先生の言葉に希望を感じました。

お話の大部分を占めていた電気自動車Eliica(エーリカ)については
車にまったく興味のない私には、いまひとつ…でした。
「4秒間乗ると人生が変わる」と言われる加速性についても
ポルシェターボとの比較VTRなどで、そのすごさは理解できましたが
できれば、安全にゆっくり、周りをよく見ながら移動したい私には
むしろ小型の全自動運転車などのお話の方が魅力的。

映画「Wall-E(ウォーリー)」で未来の人たちが乗っていた
あんな車が出たら、私も欲しいかな…。
でも、あんな体型になるのは嫌ですけど…(笑)

講演もその後の質疑応答もとても楽しくて
充実した2時間でした。
機会があったら、またお話を伺いたいなぁ…と思いました!



| 映画 タ行 | 22:05 | comments(2) | trackbacks(3) |
「ターミネーター4」
JUGEMテーマ:映画
 
SFアクションとして、まずまずの出来だったと思います。

主演のクリスチャン・ベイルは、正直に言うと、いまひとつ…。
SALVATION(救世者)としての存在感に欠ける感じでした。
思いつめた暗い雰囲気が強調されすぎていた気がします。
定評のある俳優なだけに、期待しすぎたのかもしれませんが…。

逆に驚くほどの存在感で物語を引き締めていたのが
マーカス・ライト役のサム・ワーシントン。
オーストラリアから、また素晴らしい俳優が現れました!
ストーリー上も重要な鍵を握る役でしたが、印象深い演技に魅了されました。

もう一人、「おや?」と目を引いたのは、こちらも重要な鍵となる人物カイル・リースを演じたアントン・イェルチン。
この作品に出演しているのは知っていましたが、こんな重要な役どころだとは思っていなかったので、オープニングシークエンスで随分早くに名前が出て驚きました。
先日観た「スタートレック」でもロシア人ナビゲーター役で活躍していた彼、
「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」で注目していたアントン君が、大作に連続して出演し、しかも大活躍しているのを観て、ますますその注目度が高まりました!

そのカイル・リースと行動を共にしている“スター”という子役の存在も良かったです。
しゃべることが出来ない、という設定のもと、
表情と動作が表現のすべてですが、とてもイキイキとしていて
全体として暗いトーンの本作、カイルとスターが出ているシーンだけは、伸び伸びとした明るさが見られ、ホッとするひと時でした。

SFとしてもアクションとしても、かなり派手なシーンも多く
やや疲れる映画鑑賞でしたが、
数人の注目俳優のおかげで、満足度は高かったです。


| 映画 タ行 | 22:33 | comments(3) | trackbacks(34) |
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